こんにちは。ウメです。
涼しくなってきましたね。
貯金を増やすには、収入が多いと良いと思いがちです。あの家は、年収1000万だから、貯金が多いに違いない。人はそう思います。
でも、そうとも言い切れません。
年収1000万で、貯金が0の家計が2割!
出典 2017.4.3号PRESIDENT
雑誌、PRESIDENTによると、年収1000万の家計の2割は貯金が0という事実が分かりました。
年収1000万というと、いわゆる高所得に当たります。
日本の中間層が約500万前後と言われる中、1000万というとかなり高額にも思えます。
しかし、この1000万クラスは、裕福とは言えない現状があります。
それは、なぜか?
年功序列はもう難しい。手を打つ必要がある
現在、50代前後の方は、いわゆるバブルを経験されています。そして、仕事に就けば、年功序列が当たり前の時代だった。
給料は右肩上がりに上がります。
今は、年功序列は崩れてきていますし、人事考課などが入ってきています。
当然、会社は安息の地ではありません。
給料が上がっていくと見込んで、高額な住宅ローンを組み、食費や日用品も上がっていく。生活基準が上がっていくのです。
年収が高所得になると、教育費にもお金がかさみます。
月々の塾代、私立に行けば、年100万近くのお金が飛んでいきます。
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PRESIDENTでも、住宅ローンと教育費は、収入が下がっても簡単には減らすことが出来ない。と書いてあります。
しかし、収入が増えないどころか、減らされてしまう現状がある中、何か手を打たないといけないことは事実です。
収入が増えても、生活基準を上げない勇気を持つ
収入が増えていき、年々給料が上がっていくと、人は安心します。
周りも同じような給料をもらっていれば、生活基準が上がっていることにすら、気が付きにくいでしょう。
知りあいのバブル経験者に聞くと、当時、かなりのお金を皆が持っていたが、貯金していた人は、ほとんどいなかったと聞きます。
そして、「もっと収入が増える、もっと買っても大丈夫。」という安心感から、カードローンを組み、借金が増えたと言っていました。
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しかし、ここが踏ん張りどころ。
収入が増えても、生活基準を上げないのです。
家賃と同じくらいの住宅ローンを組み、教育費もお金のかからない方法を模索する。
周りのママ友ファッションや、お付き合いに肩を並べず、自分の余裕のある範囲で生活する。
そうすれば、給料カットや残業カットも怖くない。
ウメの上司が変わり、人事考課の査定が変わった
さて、ここで私の体験談を話します。
私は、今の職場で長く役職についています。以前の上司からの査定はいつもA判定でした。
しかし、今は、同じ役職だった人が上司になりました。
なんとなく理由は分かるのですが、私ともう一人の役職者への風当たりが強くなりました。(もう一人は役職を辞めました)
上司が、悪いといいたいのではありません。
まぁ、性格の合う合わないもあるでしょうし、全ての人から好かれるのは無理ですから。
そんな訳で、査定も当然下がります。
でも、査定が下がり、ボーナスが減ったとしても、私は媚びを打ったりすることは嫌なんです。
恐怖を乗り越える勇気を持とう
誰しもが、クビになったらどうしよう? 上司に嫌われたらどうしよう? 給料が下がったらどうしよう?
と思った事があると思います。
しかし、恐怖をずっと感じていても、環境は変わらない。だったら、恐怖を乗り越えてしまえばいいのです。
私は心の中で
査定がなんじゃ!私は一生懸命仕事をしているんじゃ!
と思っています(汚い言葉で…失礼します)
出世なんて上司が変われば、どうとでもなってしまう。
人によって評価が変わるのは仕方がないことです。
媚びを売るのが嫌、自分の信念を持ちたいなら、あきらめも肝心です。
しかし、私は、自分の仕事に誇りを持っています。
そして、仮にボーナスが数万円下がったとしても、それで人生が変わる事はないのです。
毎日、ゆとりがある生活をすれば、嫌な事はしなくていい
もし、毎日の生活がギリギリで、貯金が0だったとしたら…。こうは言っていられませんよね。
しかし、年収が数万円下がったとしても、余裕がある暮らしをしていれば、そこまで気にする必要はなくなります。
嫌な事をどうしてもしなくてはいけないこともないし、間違っていない事で、上司に頭を下げる必要もありません。
そういうために、貯金があるといいのです。
お金に振り回されるのではなく、お金がある事で、私達は守ってもらえるのです。
さあ、生活を小さくして、お金にゆとりを持とう
年収が1000万あって、貯金が0の人も、年収が300万で貯金が0の人も、大切な事は、生活を小さくする事。
そうすれば、なにかトラブルがあっても貯金が助けてくれます。
そして、心の支えになってくれる。
今後、年功序列は崩れ、パワハラ、セクハラ、過重労働、人間関係のストレスなど色んな問題が出てくるのが仕事です。
そんな中で、周りの評価にぶれることなく、自分の信念を持つためにもある程度のお金は必要です。
そうです、見栄を張って買い物をしている場合じゃありません。
今から一緒に楽しく貯金していきましょう。
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ウメでした。
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