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自殺を考えたシングルマザーが伝えたいこと

こんにちは。ウメです。

題名からショッキングなタイトルですが、最近の相次ぐ芸能人の方の自殺の報道で、結構メンタルやられています。

芸能人の自殺は、一般人の私でもショックです。大好きな芸能人の方ばかり。竹内結子さんは一時シングルマザーだったこともあり、テレビで見ると勇気づけられていました。だから、本当にショックでした。

なにより、ご冥福をお祈り申し上げます。

そんなショッキングなニュースを見ていて、自分が離婚する前のことを思い出しました。

本当は、乗り越えたと思ったはずですが、やはり思い出すとつらい思い出です。

目次

自殺を考えたシングルマザーが伝えたいこと

SaeLoveart / Pixabay

私も、今でこそ能天気に楽しい日々を過ごしていますが、人生の中で「自殺したい」と思ったことがありました。

離婚する前のことです。

愛していた信頼していた人の裏切り、その後のあまりにもひどい仕打ち。

初めは相手を責める気持ちでいっぱいでしたが、次第に自分を責めるようになりました。

もっとこうしていたら、と。

それでも、関係修復のために一人で頑張って、へとへとに疲れ果てて・・・。こういう事の繰り返しの日々でした。

そんな時、体も心も疲れ果て。

死んでしまいたい。

そんな感情に襲われるようになりました。

小さな子供がいる身でしたから、冷静に考えると子供を置いて死ぬなんて選択してはいけないんです。ですが、追い詰められ、これからどうしたらいいのか分からない。

そんな時。

もう楽になりたい。

そう思ってしまうのです。

私が、死んでしまいたいほど苦しんで苦しみ抜いた後、自殺を思いとどまれたのは、

周りのサポートでした。

両親が支えてくれましたし、仕事をしていた友人や同じママ友が話を聞いてくれました。

もう一つ、仕事を初めて社会とつながりを持てていたのも大きな自信となりました。

私が、言いたいのは、

死にたくなったら、周りに助けを求めてほしい。

という事です。

どんなにつらくても、話すのが恥ずかしい事でも話しても解決にならなくても。

話すだけで自分の心が整理されていきます。落ち着きます。

私は、電話でできるカウンセリングを受けていました。話すことで落ち着き、だんだんと気持ちが前向きになってきました。すぐには心は戻りません。ですが、必ず幸せだと思える日々はきます。

今まで、あまりマイナスの事をブログに書きたくなくて。あまりこういう事に触れてきませんでした。

ですが私の体験が誰かの役に立つかもしれない。そう思って、恥を忍んで書いています。

離婚後もシングルマザーは大変

離婚した後は、だいぶ心が回復してきました。しかし、子供を一人で育てていくというのは想像以上に大変なこと、つらい事もありました。

子供の寝顔を見て何度も一人で涙を流しました。

つらかったことは、

・離婚したてで、職場で離婚理由を聞かれること

・子供の為に仕事を休むことが多いとき、周りから批判されたこと

・職場の飲み会を断り続け、心無い一言を言われたとき

・子供が幼稚園でつらい思いをしているのでは?と考えてしまう

・運動会や発表会で父親がいないこと

・一人の収入で子供にきちんとした教育を受けさせられるか心配

沢山の色んな思いがのしかかってきました。

何より、自分が我慢すれば子供から父親を奪わずに済んだのではと思うと、いたたまれませんでした。そうやって、死ぬほど苦しい夫婦生活を終わらせた後でも、不安や悲しみに押しつぶされそうになることがありました。

子供の為に、歯をくいしばって、強く見せようと肩ひじ張って生きていました。

しかし、一生懸命に頑張っていれば、神様からのご褒美があるのでしょうか。

私は、両親からだいぶ子育てではサポートを受けました。それだけではなく幼稚園の先生や昔からの友人の支えもあり、子供も素直で優しく育ってくれました。

私にはもったいないほど、子供のお陰で日の目をみることもあります。

離婚前、自分の自己肯定感は地に落ち、ボロボロでした。

不思議なことに、一生懸命やってきた子育てで自己肯定感が上がっています。

子供は、先生や友達に恵まれていい環境で過ごしています。

子育てに自信が持てず、父親がいないことで子供に引け目を感じさせているのではないか?と心配する日々でした。しかし、そんな私も、今では子育ての方法を人から聞かれるようになりました。

今では子供もだいぶ大きくなり、病気もしなくなったおかげで仕事も休むこともありません。

それでも、やはり大変だど思う事はあります。

仕事と子育てを同時にしていくという事は、年齢を重ねていくたびに思います。

体力もなくなるし、気力も20代、30代のようにはうまくいきません。仕事で疲れて、帰宅後の家事と子供の勉強を見る毎日。

当然、睡眠不足です(笑)

ですが、やはり子供には全力でサポートしたい。

子育てにはお金もかかる。だから、仕事だって続けないといけない。

このジレンマはこれからも続きます。嫌な思いをすることもいまだにあります。

でも。

私は、仕事より子供に全身全霊をかけています。父親がいない分、愛情も人一倍かけたいと思っています。子供が、この世に生まれてきて良かった。と思えるように、そして、将来子供に人の痛みの分かる人間多くの人の役に立つ人間になってほしいと思っています。

仕事で私の代わりは誰にでもできる。でも、お母さんの代わりはいない。

私を含め、母親である皆さんはつらい思いもすることが多いと思います。ですが、

それ以上に子育ては楽しいものです。

子供と過ごせる日常はいまではなくてはならない大事なものです。

お金やつらい日々は報われる。大事なのは生きること

最後に、私が言いたいこと。

シングルマザーの環境は決して楽ではありません。ですが、お金やつらい日々は報われます。今は苦しい中にいても、心は鍛えられ、ちょっとやそっとのことでは動じなくなります。

お金は、働くだけでなく、支出をうまく減らすこと。いろんな情報を得て貯金を殖やすことが心の安定につながります。

また、仕事でも周りと同じようにできないことで、不満を言われることもあるでしょう。しかし、それも一時です。周りになんと言われても子供の為に頑張るという忍耐がつきます。

20代の頃、私は、周りの不平不満ばかり言って、お金も貯められませんでした。子供ができるまでは、自分のことだけを考えていれば良かったし、周りへの感謝の気持ちも今よりずっとありませんでした。

ですが、子供を育てて、いかに沢山の愛情に包まれていたか。という事に気が付きました。

そして、感謝の気持ちを持てるようになりました。

子供を育てるという事は、大きな仕事です。ですが、とても価値のある事。

そして、子供からたくさんの幸せをもらっています。子育てを通じて、分かったことがあります。

私の使命は、子供を育てること。なんです。

子供の為に、今はつらくても生きること。

嫌なことが起きると確かにつらい。ですが、「子供のため、頑張ろう」と腹をくくれます。

そう思うと最強のお母ちゃんになることが出来ます。

そして、一生懸命生きていれば、良い事の多い実りある人生になります。

離婚から10年以上たった今、心からそう言えます。

 

・・・今日はお花をたくさん買って、竹内結子さんをひっそりと忍びたいと思います。

竹内結子さん、いままでシングルマザーとして勇気をいただいていました。ありがとうございました。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 

 

 

ウメでした。

 

 

 

 

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この記事を書いた人

シングルマザーでミニマリスト歴10年以上のウメです。離婚して貯金もできずどん底でしたが、ミニマムな暮らしをしていろんなものを手放したら時間も節約できて、年100万貯められるようになりました。貯金術やミニマムでシンプルな暮らし、シンママの知恵をゆるーく更新していきます。

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