こんにちは。ウメです。
捨て活、つまり不要なものを捨てる生活を続けています。
それでも、なんとなく捨てられないものってありませんか?
私にもそういったものがあります。
そして、ふと自然に手放せたのです。
長年捨てられなかったものがようやく捨てられた
私は、肌断食を初めて長いのですが、ブログでも書いているように昔はかなりのコスメマニアでした。
デパコスでコスメを買ってはたくさんのコスメに満足する日々。
某ブランドのファンデーションを手に入れたら、ファンデーションブラシが欲しくなる。
それを収納する筆用のポーチが欲しくなる。そして、筆も沢山欲しい。
某ブランドに魅了され、毎月のように少しずつ、少しずつ買いそろえていきました。
この季節になると新しいシーズンのアイシャドウや、リップ。新しいコスメがそろうとまたほしくなって買っていました。
そんな私も、肌断食をして、自分の必要なメイク道具だけ持つようになりました。
あんなに大好きだった某ブランドのコスメからもいつの間にか遠のいていって、ポーチや筆入れも少しずつ手放したのです。
そんな私でも、数年使っていないブラシを捨てきれずにいました。
…今は、メイクに時間をかけないけど、そのうちまた、使いたくなる日がくるかもしれない。
今の肌断食にあきて、またしっかりメイクをするかも。
そう思って、捨てきれなかった筆。
一つはフェイスブラシ。もう一つはハイライトブラシ。
別に筆が2本捨てられなくても、場所は十分あるし、メイク道具もだいぶ手放したからいい。
そう思って捨てずにいました。いや捨てきれなかった。
でも、使わなくて数年。
この筆を見るたびに
不要なものがあるな。
使っていないな。
そんな罪悪感。
この罪悪感を感じると捨てよう。とも思うのですが、まだ使うかも、と思って捨てていませんでした。
ところが、ある日突然なんですが。
それこそ、急に捨てたくなりました。
もう、使わない おそらく今後数年たっても使わない。
そう思えるようになり、本当に自然に
いままでありがとう
そう言ってゴミ箱に入れました。
今までありがとう。
この筆が私に自信をくれていたのも事実。
メイク道具が捨てられないのは過去の栄光から逃げられないから?
メイクは自分に自信をくれる。
それは私が身に染みて思うことです。
肌があれて人前に出ることすら嫌な日。
仕事に行きたくない日。
嫌なことがあった日。
人前に出ないといけない日。
華やかな場に立つ日。
そんな、数々のシーンで自分に自信が持てない時、ちょっとの自信をくれたのがメイクでした。
いつもの自分のメイクしか知らない頃、デパートのメイクアップアーティストの方にメイクをしていただいた時の驚き・・・。
これが、私?
そう思えるくらい、メイクってすごい。そう思いました。
それからはまっていきましたが、たくさんのメイクをしてきて、楽しかったり、自信をもらったり。
だから、メイクブラシが捨てられないのは、あの頃の自分をなんとなく忘れたくなかったのかもしれません。
若かった自分。
メイクもファッションにもお金をかけていた自分。そういう自分を捨てきれなかったのかもしれないなあ。そう思います。
物の少ない暮らし、見栄も少ない暮らし
私が捨てられるようになったのは、今の自分に満足できるようになれたからです。
20代に比べて、太ったり、シミもしわもありますし、肌のはりだってない。体は中年です。
でも、
化粧やファッションがおばさんになっても、それを全否定しなくなりました。年を取っている自分を受け入れてきたのかもしれません。
20代の頃の体形や顔には戻れない。でも、今のライフスタイルが好きなんです。
今、私には沢山のメイク道具はありません。
毎日、すっきりした空間を作って、捨て活をしていると自然といらないものを手放せました。
捨て活ハイとでもいうのでしょうか?捨てていくと必要ないものを持っていることが嫌と感じるんです。
そう、使っていない物から攻められているような気分。
ちょっと自分でも驚いています。
これからも物の少ない暮らし。大切にしたいです。
見栄も手放していきたい。