こんにちは。子煩悩で、親バカなウメです。
1年ほど前、同僚のMさんから相談を受けました。
「子供が宿題をしない。どうしたら、宿題や勉強をしてくれるようになるでしょうか?」
Mさんは私と同じシングルマザーです。
年は私より5つ位上で、子供さんもウメの子供より2歳ほど上でした。
その時に、Mさんに出来る限りのアドバイスをさせていただいたつもりでしたが、今思うと、もっとうまく話が出来たんではないかと悔やんでいます。
最近、周りのママさんに、この手の話をされることが多いので、気になっているんだな~と思う所です。
そこで、今日は、ウメの子育て体験をベースに「宿題をするようになるための方法」を紹介したいと思います。
Mさん、見てくれるといいんだけど…。
ちなみに、あくまでも「宿題をするようになる」のがベースですので、難関中に合格する方法とかではありません。
そういった方法は、別のサイトをご参照ください。
うちの子宿題をしない!お悩みを解決!今からでも勉強好きに出来る。
ちなみに、説得力がないと困るので、一応言っておきますと、うちの子供は、宿題は自分からする派です。勉強も割と自分からする方です。
これ、言っとかないと説得力なさすぎなので言います。
あくまで、ウメの分かる範囲、経験の範囲でのお話です。
ちょっと、子供の事をヨイショしているかもしれません。
それは、それ、ウメは親バカですから、「あー、この人、相当親バカだな。」と思って読み進めていただければと思います。
勉強は教えるのではなく、子供に教えてもらう。
先日、公園に向かう途中で、ウメの子供(通称ウメ子)が私に言いました。
ウメ「ええーっと。清少納言?」
ウメ子「違う!吉田兼好!」
ウメ「じゃあ、徒然草をママ覚えるよ。ママ、暗記力いいかも。言ってみて。」
と、徒然草を暗記して言えるウメ子の真似をして覚えてみます。
ウメ「ええっーと、つれづれなるままに、ひぐらし硯に向かひて・・・。」もう、無理!何回聞いても覚えられません。
ウメ「もぉー、覚えられない。先生が悪いんじゃない?」
ウメ子「違うよ、ママが覚えられないだけだよ。」
とまぁ、こんな感じで親の威厳もあったもんじゃありません。
こういう会話、ウメの家では日常的に出てきます。つまり、会話の中に勉強の要素を取り入れてしまうのです。
今は、完全に、ウメ子に私が教えてもらう立場になっています。
しかし、これもまた、勉強のやる気が出る方法の一つなのです。
子供は、大人と同じでインプットしたものをさらにアウトプットすることで、学習が定着します。
つまりは、自分が学んだ事を誰かに教える。という事なのです。
説明するという事は、とても難しいです。自分が分かっていないと説明が出来ません。
つまり、説明することで自分が分かっていない問題を再復習することが出来ます。
また、すらすらと人に教えることが出来る問題は、自信が持てます。
ウメ子が私によく、「○○中学入試問題」の過去問を解かせます。「ママ、やってみて。」
たいがい、私は答えられません。昔は、わざと間違ったりしていたのですが、最近本気を出しても、答えられません。
そして言うのです。「ギブアップ、分からない。教えて。」そうすると、ウメ子はどや顔で教えてくれます。
「しょーがないなぁ」
ハイハイ。ありがとうございます。ウメ子様に教えていただき、母は賢くなりました。
子供が、「教えるって楽しい」と思ったら、シメシメです。
子供に勉強して欲しいと思ったときは、おじいちゃん、おばあちゃんを頼ろう
ウメ子は、割と勉強が好きです。特に、算数が好きで、よく勉強をしています。(早くも、親バカ。)
しかし、こんなウメ子も、最初から勉強が出来たわけではありません。
ウメ子が勉強を好きになったきっかけは、じいじという家庭教師がいるからです。
毎日楽しそうに勉強をしています。
私の出番はほとんどないので、偉そうなことは言えません!
言えませんが、
子供を見ていて思う事は、一緒に勉強をする姿勢が大切だという事です。
シングルマザーでも、高学歴ではなくても、子供の教育は気になります。
しかし、時間も高額な塾に通わせるお金もない。そういう時、あきらめる必要はないのです。
祖父母に勉強を教える事を頼ってみてはいかがでしょうか?
丸投げじゃないですよ。
教えるという事は、何も勉強だけではなくていいのです。料理が得意なら料理を。
写真が得意なら写真でもいい。
祖父母も頼られる方が、嬉しいと感じるようです。
ただし、頼り過ぎは負担をかけるので止めましょう。
「勉強しなさい」は絶対NG。一緒に机に向かおう
よく、子供に行ってしまうNGワードは「勉強しなさい。」「宿題しなさい。」「早くしなさい。」ですね。
でも、これを言ってしまうと、がぜんやる気がなくなります。
ウメ子も言いいます。
「早くしなさいって言わないでよっ。今、しようと思っていたのに!ブーブー。」
すっ、すみません。言っているつもりないんですけど。
でも、朝の慌ただしい時間帯に、ゆーっくり朝の準備をしているのを見ると、ついつい言ってしまいます。
子供に言わせると、「勉強しなさい」って言われるとやる気がなくなるんだそうです。
確かに、自分が子供の頃も、親から口うるさく言われると嫌でした。
親になると、子供の頃の気持ちを忘れてしまうんですよね。
もし、子供さんが、宿題をしなくて困っていても、頭ごなしに怒らない。ぐっと我慢して下さい。
宿題をしないとハラハラして、つい言いたくなりますが、ここは、忍耐です。
そして、「一緒に宿題しよう。」と言って一緒に宿題をしましょう。
一緒にすると、机に座るのがいかに大変か、いかに難しい事をしているかが良ーくわかります。
子供も大変ね。と共感すら覚えます。
子供も、「宿題しなさい」と頭ごなしに言われるより、一緒に机に向かって勉強をしてくれる人がいるのでは、勉強への取り組みが違ってきます。
むしろ、大人の方が耐えられないかも。少なくとも私は、耐えられない事が多いです。
この、親が一緒に取り組むことの大切さを私に教えてくれた一冊の本があります。
TVドラマにもなった「下剋上受験」です。
この本は、中学受験の事が、ベースになっていますが、子供が勉強するために必要な事。そして、親としてかかわる事の大切さが、とてもコミカルに描かれています。
著者である桜井さんの子供さんに対する並々ならぬ愛情がよく伝わります。一緒に勉強をすることの大変さ、そして大切さ。
どこか、辛くて重々しくなりがちな受験の話。それなのに、面白くクスッと笑える内容です。
桜井さんと、一度子育て話がしてみたいです。
「宿題しなさい。勉強しなさい。」という前に、環境を整えてあげられているか、チェックしよう。
「宿題をしなさい。」と、つい言ってしまう前に、勉強できる環境が整えられているでしょうか?
これは何も、参考書や通塾の事を言っているわけではありません。
勉強をするなら、TVを消すとか、親も一緒に本を読むとか、机に何も置かないでキレイな状態を保つとか言った事です。
私達も、汚い部屋で集中して仕事をすることが出来ません。静かに集中する環境を作る事も一つですし、一緒に勉強する雰囲気を作る事も一つです。
子供が、分からない事があったら、すぐに調べることが出来る環境も一つです。
東大に合格する子供さんの机は何もなくてすっきりしているそうです。我が家はリビング学習ですが、勉強するときに机を片付けています。
机に勉強道具以外の物がない方が、集中できます。
それではいきます。勉強できる環境かチェックしよう
☑机の上には何もない。もしくは勉強道具だけ置いてある。
☑勉強をする時間を子供と決めている
☑TVやゲームは消してある
☑子供だけに勉強をさせない
☑できれば、リビングで一緒に宿題をする。(ママは読書でもOK)
☑宿題の最終チェックをしている
☑頑張ったら褒める。
☑家はスッキリ整えられている
☑生活のリズムを整えている。(早寝早起きの習慣)
☑3食、きちんと食べている(特に朝はしっかりと食べてから、学校に行くようにしている)
いかがでしたか?満点なら、もう宿題は自主的に出来るようになりますね。
楽しく歴史を勉強するには、この漫画がおすすめ
ジャン!
この漫画、こっそり、ウメ子の部屋から拝借。このシリーズは、「ビリギャル」の映画の中にも出てきます。大学受験を控えた高校生の主人公が、歴史を覚えるのに塾の先生が、この漫画を進めたという話です。
その映画の後、一時、品切れになったとかならないとか。
ジャン!
こちらも、ウメ子の本棚から拝借
両方とも、漫画です。大人のウメが読んでも、ほんと面白いです。
ウメ子も本が好きではなかったのですが、漫画だと頭に入るようです。
このシリーズはよく読んでいます。
結構、絵も少女漫画風なんで、楽しく学べちゃいます。この漫画、おすすめします。
読むと大人の方がハマるかも。ふふっ。
ウメでした。