こんにちは。ウメです。
今回も雑誌プレジデントから、学んでいます。
私達、40代の年収のちょうど中央値は500~600万だそうです。
そして、年収600万を越える世帯で貯金がない世帯が、2割います。
PRESIDENTから学ぶ、なぜ年収600万を超
えると貧乏になるというのか?
出典 2017.4.3号PRESIDENT
雑誌PRESIDENTでは、年収600万円を超えているのに、無貯金率が上がっている逆転現象が起きていると書かれています。
そのことについて、考えてみたいと思います。
このグラフを見ると分かるように、年収が上がっているにも関わらず、無貯金、つまり貯金0の家計が増えている現状があります。
要因としては、
住宅ローン
高額な教育費
などが上げられています。
しかし、こうなった背景には、時代が絡んでいると思われます。
バブル崩壊後の40代、50代は金銭感覚の改革が必要
40代、50代の中には、バブル経験者があり、高額な住宅ローンや高額な教育費をかける傾向にあるそうです。
また、親世代からは「家くらい持て」「教育費にはお金をかけろ」と言われて育ってきたそうです。
私は、ちょっとバブル世代には入っていないので、こういった教育方針ではないですが、よく聞く話です。
そうです。特に団塊の世代はそうやって、子供を育ててきたので、「それがいいこと」だと思って子供にもそれを伝えます。
しかし、時代はバブルや右肩上がりに上がる給料をもらえていた時代とは違うのです。
身の丈に合わない、住宅ローンや教育費をかけることで、老後や生活を圧迫することになってしまうのです。
そうです、早急な意識改革が必要です。
身の丈に合った生活をしよう
老後になり、もしお金がなかったら?
今は高齢者の医療費も上がってきています。自己負担額は徐々に上がってきています。
そして、長期入院もどんどん難しくなってきている。つまり、老後は在宅で見る傾向になっているのです。
さて、老後にお金がなかったら、どうしますか?
介護を必要としても、一部負担が必要です。医療だってただではありません。
年金支給額も下がっていくかもしれない。
そうなると、老後にはある程度の貯金が必要なのです。
なぜ、今ミニマリストなのか?
新しいものが好きな日本人、電化製品や携帯電話がどんどん新しくなっていきます。
機能は進化し、使いやすくなっている。
しかし、そんな中で、なぜ、物を持たないミニマリストがもてはやされるようになったのでしょうか?
断捨離という言葉が流行り、ミニマリズムという言葉が流行っている。
私も、ミニマリストへの生活にシフトしました。
では、なぜか?
皆、心の中で、「新しいものを追いかける事」に疲れてきているのではないでしょうか?
流行りを追いかけ、新しく最先端の物を身に着ける事が幸せではないということに気が付いたのではないか。そう思うのです。
ミニマリストに学ぶ、お金の使い方
結局、バブル時代には、お金はあるが、貯金をする人も少なかった。
沢山の車や服を持ち、ブランド物を持っていても、欲求が満たされることがない。「もっと欲しい、もっとお給料が上がる」そういう時代だった。
今は、長引く不況の中、そんなバブリーな買い方をする人がいない。
しかし、堅実にもなってきている。
不況で就職難にあえいだ世代は、堅実に貯金を増やしている。
そして、ミニマリストになる事で、この「もっと欲しい」という気持ちがなくなってきたことが確かです。
楽しく、豊かに生活するけど、全てが欲しいと思わない。
不思議とあんなに欲しかった、洋服やブランドバッグは欲しく無くなります。
だからといって、不幸ではない。
ミニマリストになり、物をそぎ落とす事。
それは、心の見栄もそぎ落とすのではないでしょうか。
ミニマリストという生き方に注目が浴びている事の要因はそこにあるように思えてなりません。
私達は、身の丈に合った生活をすることで、本当に物やお金と向き合えているような気がするのです。
ウメでした。