こんにちは。ウメです。
私達は、「もう少し年収が高かったら、貯金できるのに。」「あと、3万円手取りが増えたら貯金ができるのに。」などと話します。
年収400万円代のウメにとって、年収1000万円や2000万円の世界は、貯金やお金の心配のない世界です。
あなたは、お金持ちになりたいですか?
…でも、ちょっと待って下さい。
お金持ちが貯金があるわけではない
お金持ちって聞くと、豪華な家に住んで、クルーザーに乗って、毎年、ファーストクラスで海外旅行と夢のような生活を思います。
年収が何千万円もあっても、お金の為に働かないといけないとしたら
昔、読んだPRESIDENTという雑誌で、年収ごとの家計簿特集をしていました。
年収1000万円、年収2000万円代の家計簿も出てきます。
それだけ、もらっていれば、さぞかし貯金が貯まるだろう。そう思います。
しかし、意外なことに、200万円程度しか貯まっていない現状の家計があります。
私から見れば、お金の苦労なんてなさそうなのに。そう思います。
しかし、収入が多いといくつかのお金の使いどころが出てくるのです。
年収が高いのに、貯金ができない家計をみて、考える。本当に、貯まらないのは収入が低いからか?
それでは、年収1000万円以上の家計に見る、お金の使い方について考えてみましょう。
☑周りのレベルに合わせるため、お金が無くなる
お金持ちの周りはお金持ち。同僚だって同じくらいの給料をもらっているわけです。社長さんクラスの方は、やはり社長さん同士の集まりがあるようです。
その中にいれば、外車は2台持って当たり前、別荘も必要なんて話が飛び交うでしょう。家はもちろん、高級住宅地に建てる。
交際費だって、馬鹿になりません。趣味も お付き合いの飲み会だってお金のかかるものになる。
つまりは、見栄や周りに合わせていることで、思うように貯金が出来ないパターンです。
☑子供の教育費にお金をかけすぎる
私の周りにも多いですが、今の学習塾は高額な所が多いです。
私の友人の一人は、月10万円位かかる塾に通わせています。びっくりしますが、それだけ教育熱心なのです。しかし、教育という聖域にお金を使い過ぎると、貯金ができなくなります。まぁ、そうなりますね。
そして、私学に通う場合、年収が高いといっても、子供が2人、3人と増えていくと家計を圧迫してしまいます。
☑貯金に無頓着
これだけ、年収がいいんだから、妻が貯金しているだろう、夫が貯金しているだろうと過信しているパターン。共稼ぎに多いと言われるパターンの一つです。
もしくは、年収がいいから、貯金をしなくても何とかなると過信しているパターン。これが一番厄介です。
年収が高くても貯まらない、私達はまだ貯められるのではないか
ここで、私が言いたいのは、年収が高くても貯められないということではありません。
逆説的な話になりますが、年収が高いと私達からみれば思うような家計でも、その家計の中では、それが当たり前なのだという事です。
つまりは、年収が400万円だろうと、300万円だろうと、生活の違いはあれ、同じような事が言えるのではないかという事です。
年収400万円で1000万円貯められる家計があり、年収1000万円で200万円しか貯められないという差は、意識の違いです。
当たり前の罠から抜け出して、お金から自由になる
自分が年収が1000万円だと、周りも必然に1000万円の人が集まる。自分が年収400万円だと、周りも必然的に400万円の人が集まる。
そこで、話す会話や生活レベルはその家計にとって当たり前となる。
ですから、「皆と同じ」「贅沢をしていない」という意識が湧いて当然です。
そこを分かった上でお金を使うという事が大切です。
周りに惑わされず、自分の軸でお金を使う。
そうすれば、もっと貯金が出来るのではないか?
そうすると、もっと少ないお金で豊かに暮らすことが出来るのではないか?
そして、自分のしたいことにお金を使えるのではないか?
そういう事を考えています。
ウメでした。